「百貨の魔法」読んでみませんか?

どうぞお気をつけ下さい。
この時期は、寒くて休日でもお出かけの機会がへるのではないでしょうか。
たまには読書などいかがでしょうか?
今日は、2018年に全国の本屋さんが選ぶ本屋大賞にノミネートされた、村山早紀作「百貨の魔法」を紹介します。

エレベーターガール、新人コンシェルジュ、宝飾品売り場のフロアマネージャー、テナントのスタッフとお客さんとのふれあいが描かれていきます。
百貨店の人々と星野百貨店の一族らが町の人々に愛されてきた星野百貨店を守ろうと頑張っていました。
すると百貨店の館内に住むと噂されている白い猫の不思議な伝説が、それは白猫に話を聞いてもらえると願いが叶うという・・・。
小さな百貨店の経営危機と昔ながらの人々の人情、そこに不思議な白猫の伝説が加わってファンタジーあふれる優しい物語になっています。
普段はあまり知ることのない百貨店の裏側が覗き見られて、面白いのも魅力です。
作者の村山早紀の作品はこれも本屋大賞にノミネートされた『桜風堂ものがたり』 がありますが、この作品の中にも星野百貨店が登場します。
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